ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
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という映画を見ました。
ふら〜〜っとゲオに立ち寄って、ブラック会社という言葉に惹かれて借りてしまいました。

就職活動する学生の間で、ブラックに入りたくないとか、そこくそブラックじゃんとか、こないだブラックの面接受けてきたwwとか、たまに話題に出ますね。そしてブラックに出来れば入りたくないとみんな思っています。
でも、ブラックって実際どんな会社?と時々考えることがあります。

この映画、小池徹平が主演で、他には品川祐や、田辺誠一森本レオ田中圭なんかが出演しています。
一言で言うと、いじめられて高校中退しニートであった小池徹平演じるマ男が、母の死をきっかけにプログラマーとなり、生まれ変わるストーリーです。しかし、入社した会社の実態は、怒号が飛び交っている、残業が恒常化しており会社に泊まることも多々、スキルのない社員が立場の弱い社員へ仕事を押し付け、人材の流出は激しいといったものでした。

こんな会社、本当にあるんだとしたらわたしは絶対辞めるでしょう。笑
THE 理不尽。
こんなに筋の通らないこと、許せない。けど、わたしの性格上辞められないで社蓄になってしまうんだろうな〜〜とか思ったりもします笑

しかしマ男は、それでも辞めないで頑張り、入社2週間でプロジェクトリーダーに抜擢されます。自信のないマ男でしたが、田辺誠一さん演じる藤田さんのバックアップもあり、リーダーを引き受けることとなります。そしてこの藤田さんて人、実はめちゃめちゃできる男なんです。仕事を押し付けられた社員が大変そうだからと言って、泊りがけのお手伝い。マ男が徹夜した時には朝ご飯の差し入れ。傲慢で俺様なリーダーが理不尽なことを言ったときには賢いアドバイスで彼の心をうまくコントロール。こんな藤田さんがいてくれたからこそ、マ男はここまで頑張ってこれたのです。
プロジェクトも無事納期に間に合い成功となるのですが、チームはまだまだバラバラ。そして大手企業からかなり野心家の後輩が入社し、ますますチームはバラバラに。そんなときに、藤田さんが会社をやめると社長と話しているところを聞いてしまい、マ男は限界を感じていくのでありました。

わたしもバイト先に尊敬している先輩がいるのですが、彼女が辞めると言ったら、わたしも絶対辞めると思います。わたしが働いているバイト先は非常に忙しくて、ブラックバイトなのでは?と囁かれるほど笑笑。しかし、わたしが辞めなかった理由は先輩がいたから。先輩がわたしを教育してくれた時間やコストを考えたら辞めることが申し訳ないと思ったし、それだけじゃなくて先輩と一緒に働くことで吸収できることもあり自分が成長できると思ったから。しかし、先輩が辞めてしまえば、わたしにはもうそのバイト先に未練はないかな。そんなことを思いながら、尊敬する藤田さんが辞めてしまうと聞いたマ男の心情にとても共感していました。

こないだ社会人の方と飲みに行った際に、尊敬する先輩がいたんだけど、その人が辞めてしまってその会社に未練がなくなって転職したという話を伺いました。やっぱり、誰と働くかというのは大事だなと思います。

この映画を見ての感想としましては、やっぱりブラック企業には入りたくないっと思いました。笑 でも、誰かがきっかけで社内の雰囲気は変えることができるかもしれない、ガムシャラに、夢中に何かをやる姿は人を変えるかもしれないとも思うことができました。
いつかそんな存在になれるくらいに頑張れたらいいなっ。そして、どんな人と働くかってことは、ずっと大切にしていきたいな。と思っています。上司になったら、一緒に働いていて頼もしいとおもってもらえるようになりたい。てか、なる!笑

転職サイトでの口コミを見て、上司の怒鳴り声がすること、残業代が出ないこと、そして四季報離職率が28%だったのを見て、もしかしたらブラックかもと推測して、ある会社の内定を辞退したことをほんのちょっとだけ後悔するような映画でした。笑